【AFP=時事】アジア5か国歴訪を終えたドナルド・トランプ(Donald
Trump)米大統領は14日、多くの友人に恵まれ「大成功」を収めた外遊だったと振り返った。ただ最後に出席するはずだったフィリピンで開催の東アジアサミットについてはほとんど出席せずに帰国した。
5日の訪日から外遊を開始したトランプ氏は、米国が抱える巨額の貿易赤字を削減するという目標に向け前進したと話した。
トランプ氏は、フィリピン首都マニラで米大統領専用機エアフォースワン(Air Force
One)に搭乗する直前、記者団に対し、首脳レベルで多くの友人をつくることができ「大成功」の旅だったと述べた。さらに「その成果は…信じられないほどになると思う」と期待を示し、「米国は貿易の扉を開いているが、それは互恵的なものだと説明してきた」と強調した。
トランプ氏は外遊の締めくくりとして、東アジアサミットへの出席を予定していた。しかし開幕に先立ち、他国の首脳18人と短時間顔を合わせただけで、首脳らによる記念撮影にも加わらず、14日午後にサミットが公式に開幕するの前にして帰途に就いた。【翻訳編集】